f:id:encourage-waseda:20171024141542j:plain

聞くだけじゃない!70人のOB訪問を通しての"気付き"

f:id:encourage-waseda:20171116144125j:plain


こんにちは!エンカレッジ早稲田の

広報担当、たんたんこと、廣谷です!

今年も残すところ約1ヶ月。本選考に進み、

内定を持っている就活生の方も少しずつ出始めるころではないでしょうか。

 

今回は、OB訪問ってどうやったらいいの?

何のためにするの?

そもそもOB訪問ってする必要あるの?

といった就活生の悩みに答えるべく、

就職活動中、OB訪問を行いながら

自分のキャリアについて考えていったという、

メンターの山本さんに話を聞いてみました!

http://3.bp.blogspot.com/-gDkePYCGUrc/VaMOJE90NyI/AAAAAAAAvis/qXkUGwH9hL0/s170/boy_08.png

エンカレッジ早稲田支部メンター 山本さん

早稲田大学創造理工学部経営システム工学科4年

就職活動中に約70人の社会人にOB訪問を経験。




廣谷:こんにちは!今日はよろしくお願いします!



山本:お願いします!



廣谷:それでは、まずは、就職活動を始めた

きっかけからお伺いしても良いでしょうか?



山本:就活を始めたのは3年の6月くらいです。

ちょうど、サークル内やバイト先、学科仲間などで

いわゆる”意識高い”と言われる人たちが動き始めた頃でした。

 

自分は意識高いと言われるのは恥ずかくて苦手なタイプなのですが…笑

1個上の先輩で就活を始めるが遅くて苦しんでる人を見たり、

逆に早くから動き出して余裕を持って就活を終えてる人などを見ていたので、

これは自分も何かやらなきゃ!と思って

とりあえずネットで調べて近くで開催されている

合説やセミナーに参加し始めました。

 

あと6月1日に電車内に一斉に就活関連の広告が掲載されているのを見て,

「あーやんなきゃな」と笑



廣谷:あ、6月1日に一斉に始まりますよね、いろいろ…。

あれを見て焦らされた記憶私にもあります。笑

 

ちなみに、就活初期の考え方ってどんな感じでした?



山本:最初は、

とりあえず給料いっぱい欲しい!

未来が明るい業界で安定している会社に入りたい!

と思っていました。

そのために、学科のOBの就職先を調べたり、

人気企業から内定もらうためにはコミュ力あげなきゃ!

そのために自己分析しなきゃ!

みたいな。

 

今考えるとまじでやばかったですね。笑



廣谷:なるほど笑

まあ、あるあるかもしれないですね。

私もとりあえず大手!肩書き大事!ってことしか

考えてない時期ありましたもん…笑

 

そこから就活を進めるにあたって

考え方が変わっていったのだと思うのですが、

その背景にはどんなきっかけがあったんですか?



山本:それは、ある会社のサマーインターンに参加したときのことです!

7日間一つのテーマに向かってひたすら考え、

メンバー同士でぶつかり合い、メンターの方にもついていただきました。

インターン中何度か面談をしていただいたときも僕は

「自分は給料いっぱいもらって安定して明るい業界で働ければいいんですよ〜」

と話していました。

すると、メンターの方に、

「どうして,いっぱい給料欲しいの?給料をもらってどうしたいの?」

と聞かれて答えられない。

さらに、ワーク中も

「山本くんはどう思うの?」

と聞かれて答えられない。

 

そのとき、自分には意志がないことに気付きました。

 

給料欲しい。

安定したい。

未来が明るいのが良い。

ってか安定って何?

未来が明るいって何?

 

 

「あれ,俺ってそれらを通じて人生どうしたいんやっけ?」

 

年収が高くて、勤務時間も短くて、その会社が潰れることもなくて。

そんな会社に入れたら確かに満たされるかもしれない。

でもそれがあれば、

毎日自分にとって楽しくない仕事でも朝から晩までこなせるのかな?

そもそもお金が欲しいだけなら働く必要ってあるのかな?

あれ、俺って何のために就活して会社に入って働くんだっけ?

 

あんなに当たり前にこうしたい!と思っていたことだったのに、

自分のことが分からなくなってしまっていました。

 

でもそんな時にメンターの方に言われたのが、

「自分がどうなりたい,何をやりたいかは過去にヒントが落ちてると思うよ」

ということ。

 

そこから、インターン中に2日間挟んだ休日で、家にこもって、

幼少期から大学時代まで自分が経験してきた出来事を

全部思い出して自分なりにまとめてみました。

すると確かに、自分が楽しいと感じる瞬間や心を満たされる瞬間って

幼少期から大学まで共通点があったりして、

逆に異なってる部分はその前後に強烈な原体験があったりして。

 

そのインターンを通して

「自分がどういう人間なのか」を深く知ることができました。

それからは、

「そもそも自分はなんのために働くのか?」

「そして働くを通じて自分はどうなりたいのか?」

ということを考えるようになりました。

 

さらに、当時感じたのが、

そういった自分のことに関して,頭の中で考えるだけでなく,

他者に向けてアウトプットすることで自分の中で整理することができ,

他者からフィードバックをもらうことで新たに気づきが生まれるということ。

夏以降、他者に積極的にぶつけていこうと決心しました!



廣谷:ものすごい経験ですね。。思わず圧倒されてしまいます…!!!

 

山本さんの夏以降の就活の進め方について聞きたいです!!



山本:夏以降、自分のことを他者にぶつけてみることに意味を感じていたので、

片っ端からOB訪問をして、年末までに20人弱、

年明けは1ヶ月弱で50人に会いました。



廣谷:、、、すごい人数ですね。。

具体的にはどんなことを聞いていたんですか?



山本:主に話したことは2つです。

 

①自分の中に漠然とある「なりたい姿、やりたいこと,求める環境」を

背景含め話して,掘り下げてもらったりフィードバックをもらう

 

② ①を踏まえてそのOBさんはどんな思いで働いているのか、

会社では①のようなイメージで働けるのか,

(おまけで)ちなみに給料はどれくらいなのか



①で「自分の事」を話し、

②で「会社の事」を知る。

 

このプロセスを70人分繰り返しました。

そうすることで、「自分の事」は磨かれるし「会社の事」はどんどん知れる。

OB訪問は目的を持っていけば本当に美味しいことづくめですね。

ただ見ての通り、①を伝えるには自分のことを知っていて

伝えることができないといけないので、自己分析は本当に大事だと思います。

 

廣谷:目的を持って行動すべき、ってよく言われることですが、

実際にやるのってすごく難しいですよね。

でも、それをこんなにも繰り返し行うことで

得られるものってすごく大きいんだな、と感じました。

 

では最後に、山本さんが70人もの方にOB訪問をして

最終的に得た軸を伺っても良いですか?



山本:はい!最終的には

①人のためになっている実感があるかどうか

 (過去の経験上その方がやりがいを感じるから)

②自分にとっての成長環境があるかどうか

の2つにまとまりました。

 

その上で、前者だと

「なぜ実感が必要なの?実感って何?その背景は?」

後者では

「なぜ成長したいの?成長って何?成長環境って具体的には?(人、制度など)」

を具体的に伝えるようにしてました!

 

夏の考えからここまで辿り着けたのは、

きちんと自己分析をして、たくさんのOBの方に会って、

自分の気持ちを他者にぶつける機会が多かったからだと思います。

おかげで納得した形で就活を終えることができました。



廣谷:なるほど、自己分析やOB訪問の意義が改めてわかりました!

貴重なお話ありがとうございました!



-----------------------------------------------

 

いかがでしたか?

OB訪問には、OB訪問という言葉以上のものが秘められているみたいです。

自己分析の重要性も改めて感じさせられますね。

 

皆さんの納得のいく就活に少しでも役立てば嬉しいです!!



この人に話を聞いてみたい!という就活生の方。

面談できますよ!良かったらフォームにご登録ください^ ^

https://goo.gl/3D4Maz

 

次回もお楽しみに!