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留学するだけじゃ、就活は有利にならない

 

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こんにちは!エンカレッジ早稲田の

広報担当、たんたんこと、廣谷です!

最近は花粉症に悩まされています。つらい。笑

 

秋学期も始まり、

もうすぐ早稲田祭だー!!!

お祭りだーーー!!!!!

なんて思ったりしている頃ですかね♪( ´▽`)



今回は、

留学を強みに就活を進めようとしている方々へ。

 

海外留学を終えて帰国したけど、

実際に面接でどうやって企業へ

アピールしたらいいんだろう。

 

いよいよ本格的に就活に向けた準備を始めたいこの時期

そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

今回はそんなみなさんの悩みに答えるべく、

エンカレッジ早稲田支部メンターの今関さんに

話を聞いてみました!

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エンカレッジ早稲田支部メンター 今関さん

早稲田大学国際教養学部4年

小学校から中学校にかけて5年間アメリカに住み、

大学では1年間イギリスに留学

 


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廣谷:今日はよろしくお願いします!

 

今関:はい!お願いします!

 

廣谷:それにしても、海外経験がかなり豊富…。

プロフィールを見ただけで、就活強そうですね、、、

留学経験が有利になったことも多かったのでは…?

 

今関:それが、意外とそうでもなかったんです、、

私自身、自分の経歴であれば、

就活で苦労することはないだろうと思っていました。

 

しかし、現実はそんなに甘くありませんでした…。

だから私から就活生のみなさんに

警告しておきたいことがあります…!!!

 

それは、、、

 

海外留学したから、

面接で話すネタあるし英語力も上がったし、

就活余裕だわ!と思ってる人!!

その考えを持ったまま就活に挑むと痛い目にあうよ!!

(苦い苦い経験によって証明済み)

 

てことです笑

 

 

廣谷:!!!!!!!

もう少し詳しく聞いてもいいですか……?

 

今関:そもそも、もう留学すること自体

珍しくない時代です。

 

もちろん留学は誰でもできるわけではありません。

しかし、「留学に行った」事実だけを面接で話しても、

面接官は食いついてくれないのです。

 

なぜか。

 

面接官は、なぜ留学に行き、どのような経験をし、

そこから何を学んだのか、

そしてそれを会社でどのように活かせるのかを

見極めているからです。

 

つまり、

「留学に行った」ことを評価するのではなく、

そこで得た考え方や行動が評価対象になります。

 

自分の留学の目的から、そこで学んだことを

どのように会社で活かせるのか、

そこまで一貫性を持って話せることで、

初めて留学経験が就活で活きるということです!



廣谷:なるほど…。ただ留学した事実だけを伝えても、

だめだということですね。就活おそるべし。

 

先ほど、

今関さん自身苦い経験をお持ちだということでしたが、

そちらについても教えていただけますか…?


今関:はい。私自身、就活では苦い経験をしました。

 

夏冬のインターンにも参加し、自己分析やOB訪問もし

就活の準備は人並みにやっているつもりだったんです。

 

ですが、心のどこかで、

帰国生+海外留学+早稲田大学

という経歴に甘え、

「就活はゆーて何とかなる」

と思っていました。

 

海外経験がある、英語が話せるという理由だけで、

将来何をやりたいかも考えずに、名のある

大手企業ばかりにエントリーシートを提出した結果、

ことごとく落ちてしいました。

 

また面接においても、

自分の留学経験とそこで得た経験が

志望動機とうまく結びつかず、

詰まることが多かったんです。

 

自分が本当にやりたいことがわからないまま、

いつの間にか6月に突入し、

周りがどんどん就活を終える中、

私は7月まで1つも内定をもらえませんでした。

 

ひたすらゴールの見えないトンネルを進む毎日で、

今思い返しても、

精神的にも体力的にもきつい日々でした。

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しかしその頃、面接での失敗を踏まえ、

もう一度自分の留学目的やそこでぶつかった困難、

そこから学んだことを整理してみました。

 

そしたら、

自分の留学経験を活かして会社で何をしたいのか、

自分の中で明確になったんです。

廣谷:ただ経験を事実として伝えるのではなく

その経験を、自分の頭を使って自ら考えることが

とても重要だということですね。

これだけすごい経験をしている人の話だと

説得力が増しますね。

 

ちなみに今関さんは、そのことに気づいてから

どのように就職活動を進めたのですか?

 

今関:その後は、面接でも留学経験から志望動機まで

一貫性を持って話すことができるようになり、

面接の手ごたえも徐々に感じるようになりました。

 

7月以降は、選考も順調に進み、

最終的には複数社から内定をいただき、

8月に納得した形で

就活を終わらせることが出来ました。

 

皆さんに何度も伝えてきましたが、

留学についてアピールするにしても、

・留学の目的

・そこでした経験

・その経験から得たこ

・それを会社でどう活かせるか

 

について一貫性を持って話す必要があります。

これができて初めて、

面接での留学経験話が評価されるんです。

 

このことを、自らの経験を通じて痛感したので、

ぜひ留学から帰国した皆さんにも

これを実践してもらいたいです!

 

廣谷:なるほど…!

貴重なお話ありがとうございました!!


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いかがでしたか?

今回は、

「留学は就活に有利か」という疑問に対して

「留学そのものが就活を有利にするわけではない」と

いう内容でした。

 

就活で内定を得ることは決してゴールではありません。

エントリーする企業で

あなた自身がどのような経験をして、

どのようなキャリアを歩みたいのかを

よく考えて就職活動を進めてくださいね!

 

次回はOB訪問ってどんな風に進めたら良いの?という

就活生の悩みに答えるべく、

OB訪問をメインに就職活動を進めてきたメンターに

話を聞いてみようと思います!

お楽しみに!